「最近、トイレがやけに暑い…」と感じたことはありませんか？
夏になると、家の中でもとくにムシっと暑くなりやすいトイレ。密閉された小さな空間にこもる熱気やニオイに、毎回うんざりしている方も多いはず。
特に50代を迎えると、体温調節もしづらくなり、ちょっとした暑さでも不快に感じることが増えてきます。
この記事では、そんな「トイレの暑さ」をラクにするための方法を、わかりやすく解説します。
今年の夏は、暑さをガマンしない快適トイレ生活を始めましょう。
トイレの暑さ対策グッズおすすめ5選
まずは置くだけで暑さ対策ができる、おすすめグッズをご紹介します。
小型サーキュレーターでスッキリ空気循環
一番のおすすめは、小型サーキュレーターです。扇風機と違って「空気をかき混ぜる」のが得意なので、トイレの天井近くにこもった熱を押し流してくれます。
置き場所のポイントは「高い位置から斜め下向き」。できれば壁掛けタイプを選んで、ドアの方向に風を送ると効果的です。
音が気になる方は、40dB以下の静音タイプがおすすめ。図書館くらいの静かさで、夜でも安心して使えます。
冷感マットで座った瞬間からひんやり
便座に置くだけの冷感マットは、座った瞬間の「あ〜涼しい」が実感できます。接触冷感素材のものなら、体温をうまく逃がしてくれるので短時間でも快適。
洗濯できるタイプを選べば、いつも清潔に保てて安心です。足元用のひんやりマットも併用すれば、より涼しく過ごせますよ。
話題のサーキュライトで一石二鳥
照明とサーキュレーターが一体になった「サーキュライト」なら、置き場所を考える必要がありません。普通の照明と交換するだけで、電気をつけると同時に涼しい風が出る優れもの。
リモコン付きなら操作も簡単で、人感センサー付きを選べば自動で動いてくれます。
省エネ＆節約も考えた賢い選択
電気代が気になる方には、USB式のミニファンや人感センサー付きの送風機がおすすめ。人がいる時だけ動くので、無駄な電力を使わずに済みます。
ソーラー充電タイプの小型扇風機なら、窓際に置いておくだけで日中は自動で風が回り、とってもエコです。
トイレ用エアコンで夏も冬も快適に
トイレ用の冷暖房「トイレエアコン」は工事なしで設置が可能。エアコンを設置すれば、夏の暑さ対策だけでなく、冬のヒートショック対策もできちゃいます。
トイレでサーキュレーターを安全に使うための注意点
サーキュレーターをトイレに設置する時は、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。
置き場所は床置きNG！壁掛けがベスト
狭いトイレでは、床に直置きすると邪魔になったり、ホコリがたまりやすくなってしまいます。
おすすめは壁掛けタイプや、棚の上に置ける小型タイプ。足元がスッキリして、お掃除も楽になります。
電源まわりは要注意
延長コードを使う場合は、必ず防水・耐熱性のあるものを選びましょう。水回りでの感電は危険なので、コンセントの位置や配線には十分注意してください。
心配な方は、USB電源タイプを選ぶと安心です。
使う前にはお掃除をしっかりと
サーキュレーターは空気をかき混ぜるため、トイレが汚れていると、かえってニオイを広げてしまうことがあります。設置前には必ずトイレをきれいに掃除しておきましょう。
また、サーキュレーター本体も定期的にお手入れを。ホコリがたまると効果が落ちるだけでなく、故障の原因にもなります。
ちょっとした工夫でトイレをもっと涼しく
トイレの暑さを和らげるためには、「換気の習慣づけ」がポイント。
おすすめなのは、「トイレ使用後にしばらくドアを開けておく」という簡単な習慣。これだけでも、こもった熱や湿気が外に逃げていきやすくなります。
また、朝と夜の涼しい時間帯には、家全体の窓を開けて風通しを良くするのも効果的。
換気扇がある場合は、1日中つけておくのもアリ。電気代が心配という声もありますが、最近の換気扇は消費電力がとても少ないため、1日中回しても数円程度です。
その他にも、ちょっとした工夫でトイレの不快感を抑えることができます。
窓があるなら断熱シートを貼ろう
小窓から入る熱をシャットアウトするには、断熱シートが効果的。100円ショップでも買えて、水で貼るだけなので賃貸でも安心です。
遮光効果があるタイプなら、ジリジリした日差しもカットできます。見た目が気になる方は、レースカーテン風のデザインを選べばおしゃれに仕上がりますよ。
換気扇のお掃除で風通し改善
意外と見落としがちなのが換気扇のお掃除。ホコリや汚れがたまると、空気の通り道をふさいでしまい、暑さもニオイもこもりやすくなります。
カバーを外して掃除機をかけるだけでも、風の流れが全然違ってきます。
窓なしトイレの対策法
窓がないトイレは空気がこもりがち。そんな時は、トイレの奥からドア方向へ向けて小型サーキュレーターを置いてみてください。風がドア下のすき間から流れて、自然と換気が生まれます。
換気扇があるなら、その方向に風を送るとより効果的。風の通り道ができることで、ムワッとした暑さがグッと軽減されます。
長時間使っても疲れない音環境を
夜間や来客時に気になるのが運転音。静音タイプを選ぶなら、30〜40dB以下を目安にしましょう。DCモーター搭載タイプなら、音が静かで電気代も節約できて一石二鳥です。
トイレの暑さ対策まとめ
場のトイレが「暑くてムワッとする…」という悩み、実は多くの方が感じている問題です。特に50代になると、暑さに敏感になったり、体調への影響も気になるところ。
今回ご紹介したように、トイレの暑さは換気不足や構造、立地条件などが原因となっているケースがほとんどです。
でも、安心してください。小さな工夫や便利なグッズを取り入れることで、トイレの暑さはグッと軽減できます。
サーキュレーターやサーキュライトを活用すれば、風の流れが生まれ、こもった熱やニオイも解消。冷感マットや断熱シートなどを組み合わせれば、快適さがさらにアップします。
今日からでも始められる対策で、今年の夏は「暑さ知らずの快適トイレ」作りを始めてみてくださいね。
