私が「急に疲れやすくなったかもしれない」と感じたのは、50代に入ってから、しばらく経った頃でした。
以前なら、1日動き回っても、一晩寝れば、それなりに回復していたはずなのに、
「あれ?なんだか、疲れが残っている」そう感じる朝が、少しずつ増えてきたのです。
特別、無理をした覚えもないのに、体が重く感じたり、だるさが抜けなかったり。
そんな日が続くと、「もしかして、私、前より疲れやすくなっている?」
そんな疑問が、心に浮かぶようになりました。
そのとき、正直つらかったこと

疲れやすくなったと感じ始めてから、正直、いちばんつらかったのは、
「思うように動けない自分」に、もどかしさを感じることでした。
「今日はここまでやろう」と思っていたことが、途中で、「もう無理かも」と感じてしまったり、以前なら、何ともなかったことが、「今日は、これだけで精一杯」そう感じる日が増えてきたり。
それが、ただの疲れではなく、
「これからずっと、こうなってしまうのかな」
という不安につながることもありました。
体の変化以上に、「自分が変わってきたことを、認めなければいけない」という気持ちが、つらかったのかもしれません。
最初は「体力が落ちたせい」だと思っていた
疲れやすくなった原因を考えたとき、私が最初に思ったのは、「体力が落ちたからかな」ということでした。
若い頃のように、動き回れるわけではないし、「年齢的に仕方ないのかな」そんなふうに、自分なりに、納得しようとしていました。
でも、しばらくそう考えながら過ごしてみても、
ただ“体力が落ちた”という言葉だけでは、何となく、しっくりこなかったのです。
そこで、「体力」だけではなく、体の中で何が起きているのか、もう少し、ちゃんと知ってみたいと思うようになりました。
それが、私が「50代の疲れやすさ」と向き合い始めた、最初の一歩でした。
「50代で疲れやすい」理由を、私なりに調べてみた

「疲れやすくなったかもしれない」と感じるようになってから、私なりに、なぜ50代になると、こんなふうに疲れを感じやすくなるのか、少しずつ調べるようになりました。
そこで分かってきたのは、50代で疲れやすい理由は、ひとつだけではなく、いくつかの変化が重なっていることが多いということでした。
例えば、
- 若い頃に比べて、回復に時間がかかるようになる
- 睡眠の質が変わり、疲れが残りやすくなる
- 筋力や代謝が少しずつ低下してくる
そんな体の変化が、少しずつ積み重なっていくんですよね。
また、50代という時期は、仕事や家庭での役割が変わったり、親のことを考える機会が増えたりと、
心の負担が増えやすい時期でもある
ということも知りました。
さらに、更年期と重なる時期でもあるため、
ホルモンバランスの変化が、疲れやすさに影響することもある
という点も、なるほどと思った部分です。
こうして考えてみると、「疲れやすい」のは何かが悪いからというより、体と心が、年齢に合わせて変わってきているサインなのかもしれない、そう思えるようになりました。
そう考えるようになってから、「前より疲れる自分」を、以前ほど、否定的に見なくなったように感じています。
私が試して「これは違った」と感じたこと
疲れやすくなった原因が、年齢や体の変化かもしれないと感じるようになってから、私なりにいろいろな対策を試してみました。
まず思いついたのは、
「とにかく頑張れば、元に戻るはず」
という考え方でした。
早起きをして、無理に予定を詰め込んでみたり、「動けば動くほど、体力がつくはず」と、自分を追い込むような生活をしてみた時期もありました。
でも、それを続けてみて分かったのは、
頑張れば頑張るほど、かえって疲れがたまってしまう
ということでした。
「今日は調子がいいから」と無理をすると、翌日はぐったりしてしまったり、「何もしたくない」と感じる日が増えてしまったり。
また、テレビや雑誌で見かけた、「これをすれば疲れにくくなる」といった方法も試してみましたが、どれも、私には続きませんでした。
そのとき、私が感じたのは、「誰かにとって良い方法が、自分にとっても良いとは限らない」ということでした。
無理をして、元気だった頃の自分に戻ろうとするよりも、
「今の自分に合ったやり方」を見つけることのほうが、大切なのかもしれない
そう思うようになったことが、私にとっての、大きな転換点でした。
更年期で疲れやすい私の対策(考え方)

いろいろ試して、「これは違った」と感じる経験をしてから、私は、疲れやすさとの付き合い方を、少しずつ変えるようになりました。
それは、
「疲れにくくなること」よりも、「疲れすぎないようにすること」を意識する、という考え方。
例えば、
- 予定を詰め込みすぎない
- 「今日はここまで」と決める
- 疲れを感じたら、無理に続けない
そんな、とても当たり前のことを、きちんとやるようになりました。
また、以前は、
「休む=怠けている」
そんな気持ちが、どこかにありましたが、今は、
「休むことも、体を整える大事な時間」
だと考えるようになりました。
そして、疲れやすさと向き合う中で、
「回復する時間」を、意識的に作ること
も、私にとっては大きな変化でした。
例えば、何もしない時間をあえて作ったり、家で体をゆるめるようなケアを取り入れたり。
これも、劇的に何かが変わるというより、
「何もしないより、少し整えている」
そんな感覚が、気持ちを楽にしてくれています。
若い頃のように、何時間でも動ける体ではなくなったからこそ、
「どう回復するか」を大切にするようになったことが、今の私なりの答えです。
※家で体をゆるめるケアとして、私が取り入れているものについては、こちらの記事で詳しく書いています。
疲れやすさと向き合う中で、私が意識していること
50代になって疲れやすくなったと感じるようになってから、私は、自分の体との付き合い方を、少しずつ見直すようになりました。
その中で、いちばん意識するようになったのは、
「若い頃と同じ感覚で動かないこと」です。
できることが減った、というより、
「体の扱い方を変える時期に来た」
そんなふうに、考えるようになりました。
無理をすれば、できないわけではないけれど、無理をしたあとに、何日も引きずってしまう。そんな状態が続くと、「また疲れるかもしれない」と、何をするにも慎重になってしまいます。
だから今は、
「頑張りすぎないことが、次の日の自分を助ける」
そんな意識で、毎日を過ごすようにしています。
疲れやすさは、なくすべきものというより、「今の体からのサイン」として、受け止めるようになったことが、私にとっては、とても大きな変化でした。
まとめ:50代で疲れやすくなった今、私が思うこと
50代になって、急に疲れやすくなったと感じたことは、正直、あまりうれしい変化ではありませんでした。
でも、それをきっかけに、自分の体や生活のリズム、これからの過ごし方について、見直すようになったことは、今思えば、決して悪いことではなかったように感じています。
若い頃のように動けなくなった、という見方ではなく、
「今の自分に合った動き方や休み方を、見つける時期に来た」
そう考えるようになってから、気持ちは、ずいぶん楽になりました。
もし、あなたも今、「疲れやすくなったかも」と感じているなら、それは、何かを諦めるサインではなく、
「これからの体との付き合い方を、少し考えてみませんか」という、体からのメッセージなのかもしれません。
この私の経験が、同じように感じている方の、ほんの少しの支えになれば、うれしく思います。
※疲れやすさは、気持ちや眠りにもつながっているように感じます。関連記事はこちら↓



