抜け毛が増えた気がする、分け目やつむじが以前より気になる、髪が細くなってボリュームが出にくい……。
60代になると、これまでとは違う髪の変化が気になって、育毛剤を探し始める方もいるのではないでしょうか。
でも、女性用の育毛剤は種類が多く、「有効成分が多い方がいい?」「女性用を選ぶべき?」「発毛剤とは何が違うの?」と迷いますよね。
大切なのは、60代だからこの育毛剤、と年齢だけで選ばないことです。
育毛剤と発毛剤では目的や位置づけが異なりますし、育毛剤の中でも使い方や頭皮ケアの考え方などに違いがあります。
この記事では、女性が育毛剤を選ぶときに確認したいポイントを整理したうえで、選び方の違いが分かりやすい、おすすめ商品をご紹介します。
「結局、私は何を基準に選べばいいの?」
そんな方へ、自分に合う候補を絞るための参考にしてくださいね。
60代女性の育毛剤はどう選ぶ?
育毛剤を探していると、「女性用」「有効成分○種類」「頭皮ケア成分配合」など、いろいろな特徴が出てきます。
でも、成分の数だけを比べても、自分に合う育毛剤はなかなか選びにくいですよね。
まず考えたいのは、何を目的に使いたいのか、そして毎日のケアとして続けられそうかです。
まず「育毛剤」と「発毛剤」のどちらを探しているのか確認する

最初に知っておきたいのが、育毛剤と発毛剤は同じものではないということです。
育毛剤には医薬部外品があり、商品ごとに「育毛」「薄毛」「脱毛の予防」「毛生促進」「発毛促進」などの効能が認められています。
一方、ミノキシジルを配合した女性用発毛剤は医薬品です。女性の壮年性脱毛症における発毛、育毛、脱毛の進行予防を目的として使われます。
ここで少し分かりにくいのが、育毛剤にも「発毛促進」という効能があること。
そのため、「髪を生やしたいなら発毛剤、抜け毛なら育毛剤」と言葉だけで分けるより、医薬部外品の育毛剤として日々の育毛・脱毛予防などのケアをしたいのか、壮年性脱毛症に対する医薬品を検討しているのかで考えると分かりやすくなります。
また、女性の抜け毛や薄毛の原因はひとつとは限りません。
急に抜け毛が増えた、短期間で薄毛が進んだ、頭皮に異常があるなど気になる変化がある場合は、育毛剤を選ぶ前に医療機関へ相談することも選択肢です。
毎日続けやすい使い方かを見る
育毛剤は、商品によって容器や塗布方法、使用回数などが違います。
分け目やつむじなど気になるところにつけやすいノズルなのか、頭皮全体へ塗布するタイプなのか。
1日に何回使うのかも、購入前に確認しておきたいところです。
「成分が多いから」という理由だけで選ぶのではなく、自分の生活の中で無理なく使い続けられそうかも比べてみましょう。
毎日のことなので、この使いやすさは意外と大切です。
育毛だけでなく頭皮ケアも重視するか考える
「抜け毛が気になる」という方の中には、頭皮の乾燥なども一緒に気になっている方がいるかもしれません。
育毛剤には、育毛のための有効成分だけでなく、保湿など頭皮ケアを考えた成分を配合している商品もあります。
こうした違いも、商品を絞るときの判断材料になります。
ただし、配合成分の数が多ければ多いほど自分に合う、というわけではありません。
育毛剤として何を目的に使うのか。そのうえで頭皮ケアにもどこまでこだわりたいのか。
この順番で考えると、たくさんある女性用育毛剤から候補を絞りやすくなります。
選び方から考える女性用育毛剤
ここからは、先ほど紹介した選び方をもとに、女性が育毛剤を選ぶときの候補を見ていきます。
使い方や頭皮ケアの考え方など、商品によって違いがあるので、自分が何を重視したいかから候補を絞ってみましょう。
| 選ぶときに重視したいこと | 候補 |
|---|---|
| 女性向けの商品から選び、毎日の育毛ケアを始めたい | マイナチュレ 薬用育毛剤 |
| 分け目やつむじなど、気になる部分への塗布のしやすさを重視したい | セグレタ 育毛エッセンス |
| 育毛だけでなく、頭皮の保湿ケアも重視したい | ベルタヘアローション |
この3商品は、どれが一番優れているという比較ではありません。
育毛剤としての効能だけを見るのではなく、毎日どう使うのか、頭皮ケアにもこだわりたいのかなど、自分が続ける場面まで考えて選ぶのがポイントです。
女性向けの商品から選ぶなら:マイナチュレ 薬用育毛剤

「育毛剤を使ってみたいけれど、たくさんあって何を選べばいいのか分からない」
そんなとき、女性向けの商品から候補を絞りたい方は、マイナチュレ 薬用育毛剤をチェックしてみるといいでしょう。
マイナチュレは女性の頭皮・髪の悩みを考えて作られた医薬部外品の育毛剤です。
育毛、薄毛、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進などの効能が認められています。
使うときは頭皮に直接ノズルを当て、前頭部から後頭部へ数本のラインを引くように塗布。その後、指の腹で頭皮全体になじませます。
内容量は120mLで、約1か月分が目安です。
「女性向けの商品から選びたい」「毎日の頭皮ケアとして育毛剤を取り入れてみたい」
そんな方が、最初に比較する候補のひとつです。
気になる部分への塗布のしやすさで選ぶなら:セグレタ 育毛エッセンス
育毛剤は毎日使うものだからこそ、「頭皮につけやすいか」も選ぶときに確認しておきたいポイントです。
分け目やつむじなど、気になる部分へ直接つけやすいものを探しているなら、セグレタ 育毛エッセンスが候補になります。
セグレタは、育毛・脱毛予防・発毛促進などの効能が認められた医薬部外品です。
特徴は、頭皮の気になるところに直接つけやすいダイレクトノズル。
髪ではなく頭皮に塗布する育毛剤なので、「狙ったところにつけやすい」という使い勝手は、毎日続けるうえでの判断材料になります。
また、ドラッグストアなど身近なお店で探しやすいのも、通販だけに頼らず購入したい方には確認しておきたいところです。
「分け目やつむじに塗布しやすいものがいい」「毎日の使いやすさを重視したい」
そんな方が比較するときの候補です。
育毛と頭皮の保湿ケアを考えるなら:ベルタヘアローション
育毛剤を選ぶときに、頭皮の乾燥なども気になるなら、育毛だけでなく頭皮ケアの内容も比べてみましょう。
ベルタヘアローションは、女性向けに作られた医薬部外品の育毛剤です。
育毛、薄毛、脱毛の予防、発毛促進などの効能が認められており、4種類の有効成分を配合しています。
さらに、保湿など頭皮ケアを考えた成分も配合されているのが特徴です。
使う回数の目安は1日1〜2回。濡れた頭皮、乾いた頭皮のどちらにも使用できます。
「有効成分が多いから選ぶ」というより、育毛ケアを続けながら、頭皮のうるおいにも目を向けたいかどうかで考えると分かりやすいでしょう。
「育毛だけでなく頭皮の保湿ケアも考えたい」「頭皮ケアまで含めて商品を比較したい」
そんな方が候補にしやすい育毛剤です。
育毛剤は使い方も確認して選ぶ
育毛剤を選ぶときは、成分や効能だけでなく、実際の使い方も確認しておきましょう。
商品によって、1日に使う回数や塗布方法などは異なります。
毎日使うことを考えると、「この使い方なら続けられそう」と思えるかどうかも大切な選択材料です。
また、たくさん使えば早く変化が出るというものではありません。購入後は、それぞれの商品に記載された使用方法・使用量を守って使うようにしてくださいね。
使用中に頭皮などに異常を感じた場合も、そのまま使い続けず、商品の注意事項に従って対応してください。
女性の壮年性脱毛症には発毛剤という選択肢も
ここまで紹介してきた3商品は、医薬部外品の育毛剤です。
一方、女性の壮年性脱毛症に対しては、ミノキシジルを配合した発毛剤という選択肢もあります。
そのひとつが「リアップリジェンヌプラス」です。
リアップリジェンヌプラスは、ミノキシジル1%を配合した女性用の第1類医薬品。女性の壮年性脱毛症における発毛、育毛、脱毛の進行予防を効能としています。
ここで大切なのは、薄毛や抜け毛が気になる女性なら誰でも使うものではないということです。
女性の抜け毛や薄毛にはさまざまな原因があり、リアップリジェンヌプラスも女性の壮年性脱毛症以外の脱毛症には使用しないよう案内されています。
また、使用できない人や使用前に医師・薬剤師へ相談が必要な場合もあります。
「育毛剤と発毛剤、どちらを選べばいいんだろう?」と迷ったら、単に「より発毛を期待したいから発毛剤」と考えるのではなく、まず自分の薄毛がどのような状態なのかを確認することが大切です。
リアップリジェンヌプラスを検討する場合は、購入前に添付文書や公式サイトで使用条件を確認し、分からないことがあれば薬剤師などに相談してくださいね。
60代女性の育毛剤選びまとめ
育毛剤を選ぶときは、「60代だからこの商品」と年齢だけで決める必要はありません。
まず確認したいのは、医薬部外品の育毛剤として毎日のケアをしたいのか、女性の壮年性脱毛症に対する発毛剤を検討しているのかということです。
育毛剤を選ぶ場合も、成分の数だけで比べるのではなく、頭皮への塗布のしやすさや使用回数、保湿などの頭皮ケアも重視したいかを見ていくと、候補を絞りやすくなります。
今回紹介したマイナチュレ、セグレタ、ベルタにも、それぞれ違いがあります。
大切なのは「どれが一番いい?」ではなく、自分は何を重視して選びたいのかを先に考えること。
毎日のケアとして無理なく続けられそうなものを、自分の髪や頭皮の状態に合わせて選んでみてくださいね。
また、抜け毛が急に増えた、短期間で薄毛が進んだ、頭皮に異常があるなど気になる変化がある場合は、育毛剤だけで対応しようとせず、医療機関へ相談することも選択肢です。

